大学三大駅伝の一つの出雲駅伝は、2020年10月11日(日)に開催予定でした。
出雲市は、2020年7月27日(月)に第32回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)を中止することを決定しました。
出雲市の長岡市長が全国ニュースで中止を発表していらっしゃいました。
先日から新型コロナの影響で中止が検討されていましたが、最終的には『大会に関わる全ての方々の安全を最優先にした判断』により中止が決定しました。
これまでは開催を前提に準備は進められてきましたが、ここ数日で事態が変わり、以下の理由で中止になっています。
・新型コロナウイルス感染者が首都圏を中心に再拡大している
・応援するファンらの往来に伴う感染リスク
・約2500人のボランティアの確保が難しい
首都圏を中心とする関東から10校が出場予定のレースであり、首都圏を中心に感染が再拡大しているので、ウイルスを持ち込む可能性が高くなることが懸念される。
市民はもちろん、全国から集まった大学OB、OGらも沿道で応援するため、密集、密接は完全には避けられず、感染リスクがある。
大会には走路員など約2500人のボランティアが必要だが、コロナ感染の危険性から人員の確保が難しい。
しかも出雲市内でも感染者が発生したこともあります。
早ければ7月27日の定例会見で、長岡市長が判断を発表する予定。
1989年から続く出雲駅伝は2014年に1度だけ台風の影響で中止となっていますが、2020年が2度目の中止になるのでしょうか?
出雲駅伝の判断が、その後に開催される全日本大学駅伝、箱根駅伝、全国高校駅伝などの開催可否に与える影響は大きいです。